リヤエンジン・リヤドライブ

リヤエンジン・リヤドライブはなぜ乗用車に選ばれにくいのか

床面積の広さ


リアエンジンは、自動車や航空機で貨客スペースよりも後ろにあるエンジンの形式です。
この形式だと、ドライブトレーンを後部に集中させて最小限に出来るので、軽量化と室内の床面積が広くとれます。
エンジンの重さを駆動輪にかけられるのでトラクションは上がりますが、Z軸から離れたリアオーバーハングに重量が集中するので、運動性や安定性が他のエンジンの形式の車に劣ります。
また、排気管長やマフラー容量が充分に取れないので、出力でも不利です。

乗用車には不向きですが、バスには適しています。
昔はボンネットにエンジンがありましたが、交通機関として使われるようになってからは輸送力の向上のために、ボンネットの横に運転席を設置して、後ろ全てを客室にしました。
車内が広くなり、それまでもよりも多くの客を乗せられるようになりました。
前にあったエンジンも後ろに移動しています。

現在は、他にも車体中央床下に水平式のエンジンを搭載した(ミッドシップレイアウト)というバスもありますが、こちらは床が低く設定されている車体には搭載が出来ないので、他の方法で設置する工夫がされています。
一般の乗用車には向いてないエンジン方式ですが、室内のスペースを広くとる必要があるバスには向いています。


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